「作ったもののパワーが高いと、体が変化しなくなるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。脳がものづくりによって変化を許す経絡の領域が限定されているためだと思います。」

「脳は、人間が死ぬ範囲でしか体が経絡的に緩むことを許さないということですか」と町会長。

「僕はそう思いました。脳がものづくりによって変化を許す経絡の領域を全て変化させてしまうと、それ以後は何を作っても体は変化しないのではないかという仮説を考えたのです。」

「ものづくりには、経絡的な治療の限界があるのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。ものづくりはネアンデルタール人もできたと考えられるので、限界があると考えています。」

「もしかして、卓球は寿命が延びる可能性があるということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。古代人がピンポン玉を作って遊ぶのは不可能だと思います。」

「それでは、英作文.netも寿命が延びる可能性があるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。脳は意図的に寿命を縮めようとしているのではなく、自然淘汰の結果として、寿命を縮めるように反応しているだけなので、ネアンデルタール人ができなかったと思われる健康法は、寿命が延びる可能性があります。」

「肥田式によって寿命が延びた古代人がいたが、人口が増えすぎたため、インフルエンザで絶滅したという考え方でしたね。」と町会長。

「おっしゃる通りです。絶滅を免れたのは、肥田式で腎虚になり、長生きできなかった人と考えられます。」

「肥田式で腎虚になり、長生きできなかった人も、インフルエンザに感染して死んだのではありませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、肥田式で腎虚になり、長生きできなかった人の中に、生物学的な進化をしていて、当時のインフルエンザでは死ななかった人がいたと考えられます。」

「なるほど。現代人は、絶滅を免れた少数の肥田式で長生きできない人が、子孫を増やした結果ということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「しかし、梅澤さんは、肥田式で腎の機能が上がるという話でしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。おそらく、生物学的な進化が進んでいなかった古代において、梅澤さんの祖先は、膝の壊れ方がひどくて、肥田式では腎経に気が流れない特殊なタイプだったと推定しています。」

「梅澤さんは、生物学的に進化した現代人なので、膝も生物学的に強くなっていて、肥田式で腎経に気が流れるということですか」と町会長。

「そういう側面もありますが、肥田式で体力が上がらないのと元々体力が低かったため、祖先が経絡的な問題が生じるようなことを避けてきたのだと思います。」

「『祖先が経絡的な問題が生じるようなことを避けてきた』と言いますと?」

「梅澤さんの祖先に会ったことはありませんが、梅澤さんを見ていると、祖先がどのようなタイプか想像できます。」

2021/4/7

<筆者の一言>
『手の指は肝機能が上がらないと緩まない』と書いたが、全く緩まないというわけではない。頭が緩めば、手はかすかに緩むが、ビールを1缶も飲めば、元に戻ってしまう。アルコールで肝機能が低下するからだ。

筆者は幸いなことに飲酒癖はない。飲めないことはないが、東洋医学が分かるようになってから酒は飲まないようにしている。

酒を飲まなければ指が緩むかと言うと問題はそれほど簡単ではない。そんなことになれば、人類は長生きすることになり、人口が増えてインフルエンザでとっくの昔に絶滅している。酒を飲まなくても指は緩まない。爪が緩まないからだ。<続く>

2024/3/27